セシウムを吸着する人工ゼオライト開発。愛媛大学農学部教授・逸見彰男(66歳)【夢の扉+】2013年6月9日: 「夢の扉」+産業科学などの情報ブログ。

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セシウムを吸着する人工ゼオライト開発。愛媛大学農学部教授・逸見彰男(66歳)【夢の扉+】2013年6月9日


福島第1原子力発電所の事故でこれまでに放出されたセシウム137の量が広島の原爆168.5個分に相当すると政府が試算していたことが、東京新聞の25日の報道で明らかになった。
 同紙によると、試算は菅(Naoto Kan)内閣が衆院科学技術・イノベーション推進特別委員会に提出していたもので、セシウム137の放出量は、メルトダウンした福島第1原発1〜3号機が1万5000テラベクレル(テラは1兆)、広島原爆が89テラベクレルだった。
 ただ、政府は特別委に対し、「原子爆弾は爆風、熱線、中性子線を放出し、大量の殺傷、破壊に至らしめるもの。放射性物質の放出量で単純に比較することは合理的ではない」と、福島事故と広島原爆との比較自体には否定的な考えを示しているという。


夢の扉+
http://www.tbs.co.jp/yumetobi-plus/
2013年6月9日(日) 18時30分〜19時00分
愛媛大学農学部 教授 逸見彰男(66歳)
福島では、原発事故から2年以上が経っても、未だに農業を再開できない農家がいる。
土壌の除染の中でも、最も難しいとされるのが、“農地の除染”。そんな現状を打破する“夢の技術”が生まれた。
肥よくな土を残したまま、放射性セシウムだけを90%以上除去できるという、画期的な技術開発に成功したのが、「人工ゼオライト」研究の第一人者、愛媛大学教授の逸見彰男。
セシウムを吸着する人工ゼオライト。
原発事故後、逸見の研究に一気に関心が高まるが、問題はその回収方法だった。
土の中のゼオライトだけを回収するカギは・・・、磁石?
福島の田んぼで、逸見のゼオライトを使った実証実験が行なわれた。
果たして、農家が何十年もかけて育ててきた農地は、よみがえるのかー?


【凸版印刷、放射性セシウム吸着ゼオライト機能紙「FS-ZEO」の新製品を販売】
凸版印刷は11月5日、同社が発売中の放射性セシウム吸着ゼオライト機能紙「FS-ZEO(エフエス・ゼオ)」のラインアップの拡充を図り、薄型の特殊シートを貼り合わせて敷設したゼオライト機能紙の回収性を高めた軽量タイプ「FS-ZEO-NW」(画像1)と、高強度の特殊シートを貼り合わせて耐加重などの強度を高めた高強度タイプ「FS-ZEO-TE」(画像1)の2種類を開発、2012年10月下旬より本格的な販売を開始したことを発表した。

手前が軽量タイプのFS-ZEO-NWで、奥が高強度タイプのFS-ZEO-TE (c) 2012 TOPPAN PRINTING
放射性セシウムを吸着する吸着剤としてゼオライトが知られており、農地や森林、水田などでの除染作業ではゼオライト粉を散布する方法などが使われている。

これらの散布方法に対してゼオライト機能紙のFS-ZEOは、ロール原反での提供が可能なことから、対象の土地などに対して均一に、かつ簡単に敷き詰めることが可能となり、施工の手間が削減できる点が大きな魅力だ。

また、ロール原反の状態で備蓄しておくことにより、緊急事態の際などにスピーディに加工すると共に、施工することが可能となる。
そうしたメリットからFS-ZEOは、東北地方の最終処分場において本格採用され、放射性物質を含んだ煤塵(ばいじん)からの万が一の放射性物質の流出が起きた際の土壌汚染を防止させるための下敷きとして活用されている。また、福島県川内村で実施されている土砂や水などに含まれた放射性セシウム拡散防止の実証実験でも、ゼオライト機能紙が活用されているところだ。

これら採用にあたっては、紙(ロール)の形状であることから施工が容易であること、ゼオライトが重量比で80%以上含まれ吸着性能に優れること、機能紙がゼオライト粉とパルプで構成されていることから環境にも優しいことなどが評価されたという。
FS-ZEOの性能面については、採用事例の中では、汚泥の除染で99%以上の放射性物質を除去し処理水が排水可能な水準まで低減できた場合があったとする。こうした報告により、FS-ZEOがゼオライト単体と同様に放射性物質の吸着性能があることが確認された次第だ。

一方で、上記のようなロール原反の特長を活かして、高圧洗浄による除染作業で飛散した汚染水の下敷きとして使いたいという要望があったが、敷いたゼオライト機能紙を巻き取りにより回収しやすくして欲しいというニーズがあった。

また、最終処分場の下敷きとして本格採用されたが、重機などが軟弱地盤上のゼオライト機能紙の上に通行した際にも破断などがないようにさらに強度を上げたいというニーズもあったのである。

今回の新製品はこれらのニーズに対応するべく、従来のゼオライト機能紙に特殊シートを貼り合わせた軽量タイプと高強度タイプの2種類としてラインアップされたというわけだ。
製品の概要は以下の通りとなる。1つ目は、軽量タイプのFS-ZEO-NWだ。従来のゼオライト機能紙に薄型の特殊シートを貼り合わせ、耐水性の向上や巻き取る際の回収性を高めたのが特長だ。貼り合わせは、片面、両面のどちらにも対応している。

主な仕様は、両面貼り合わせタイプの場合、サイズが約1000mm巾のロール形状、厚さが約0.75mm。特長として、FS-ZEO単体に比べて巻き取る際のゼオライトの脱落を極小化、また耐久性の向上により長期間放置後の回収も容易となっている。
2つ目は、高強度タイプのFS-ZEO-TE。従来のゼオライト機能紙に高強度の特殊シートを貼り合わせ、耐加重などの強度を高め、軟弱地盤上に敷いた上に重機が乗ったりしてもゼオライト機能紙が破断したりすることを防止した。貼り合わせは、片面、両面のどちらにも対応している。

主な仕様は、両面貼り合わせタイプの場合、サイズが約1000mm巾のロール形状、厚さが約1.4mm。特長は、FS-ZEO単体に比べて引っ張り強度(約6倍向上)と引き裂き強度が向上し耐久性がアップ点だ。
価格は、軽量タイプも高強度タイプも共に片面貼り合わせ加工で800円/平方メートル、両面貼り合わせ加工で1000円/平方メートルとなっている。ちなみに従来のゼオライト機能紙は、500円/平方メートルだ。

今後、除染現場や全国での最終処分場への販売を強化し、2013年度に5億円の売上を目指していると同時に、さらなる「FS-ZEO」シリーズのラインアップ拡充を進め、商品力の強化を図るとしている。


TBS「夢の扉+」6月9日 #106「人工ゼオライトで郷土を再生」

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