「こうのとり」大気圏再突入の瞬間を捉えた「i-Ball(アイボール)」IHI(アイエイチアイ)森崎浩武さん【夢の扉+】2012年9月23日【動画】: 「夢の扉」+産業科学などの情報ブログ。

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「こうのとり」大気圏再突入の瞬間を捉えた「i-Ball(アイボール)」IHI(アイエイチアイ)森崎浩武さん【夢の扉+】2012年9月23日【動画】


 国際宇宙ステーション(ISS)に物資を運んだ無人補給機「こうのとり」3号機が2012年9月14日、大気圏に再突入した。約2000度の高熱にさらされ30分以内にほぼ燃え尽き、破片が南太平洋に落下。任務を無事終了した。

 こうのとりは高度約120キロで再突入時に加速度と温度を測定し、機体が燃えていく様子の画像撮影にも初めて成功した。
画像などのデータ収集装置は高熱に耐えて海上に着水し、衛星回線でデータ送信を開始した。
「こうのとり」が、大気圏再突入した際、壊れて燃える画像を撮影したのが、「i-Ball(アイボール)」

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小鑓幸雄プロジェクトマネジャーは「胸を張って成功といえる。ほっとしている」。成果は帰還型への改良に役立てられる。今後も、未来を運ぶこうのとりが、宇宙に向かってはばたく。

「i-Ball(アイボール)」は、直径40センチの球形をしたデータ収集装置で、IHI(アイエイチアイ)エアロスペース 宇宙技術部 森崎浩武(54歳)さんらが、開発した。

日本は、近い将来、自前の有人宇宙船を持つことを計画している。
「こうのとり」は大型の貨物運搬専用の宇宙船だが、打ち上げには幾度も成功している。
これに人間を搭載して打ち上げると有人宇宙船となるわけです。
問題は、宇宙からの帰還、すなわち大気圏突入。
表面温度2000度、重力の8倍(8G)以上の加速度がかかるという大気圏突入。
どのような箇所から燃えるのかを確認するために「こうのとり」に「i-Ball(アイボール)」を搭載した。
大気圏の摩擦熱に耐えうるだけの耐熱性の素材を宇宙船に貼り付けなければならない。
その素材は、「i-Ball(アイボール)」を覆っているので、燃え尽きることなく地球に落下した。
しかし、その耐熱素材の重量は、まだ重く、軽量化することが課題だ。
宇宙船の燃えやすい部分がどこかを調べることで、宇宙船を覆う耐熱素材の量を計る。
「i-Ball(アイボール)」そのものの開発も困難なものであった。
眩しく炎を放つ機体の撮影、そのタイミング、落下したi-Ballからのデータ送信、どれをとっても容易なことではない。
幾度となく、実験・検証作業が繰り返された。
しかし、いまだ有人宇宙船を持たない日本にとって、i-Ballはその大きな一歩になると、森崎は将来を見据える。
技術大国ニッポンが、宇宙技術の未来を切り拓けるのか―。
“立ち止まらない”熱きエンジニアと日本の宇宙技術開発の最前線に密着する。

夢の扉+
http://www.tbs.co.jp/yumetobi-plus/
2012年9月23日
“宇宙最大の難関”大気圏再突入の瞬間を捉えろ!
大気圏データ収集装置で表面温度2000度、加速度8Gの世界に迫る。
IHI(アイエイチアイ)エアロスペース宇宙技術部・森崎浩武さん

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